=小学・中学・高校段階での影響についての調査
「産業界の人材ニーズに応じた理工系人材育成のための実態調査」抜粋版
平成27年度経済産業省・産業技術調査事業
学校法人河合塾
社会に存在する業務の多くにおいては、それを遂行するために知識が必要であり、その特定の分野の知識が業務を動かすと同時に、新たな産業を生み出すことも含めて、産業の活力を作ってきた。
本調査では、どんな知識分野が定量的に産業界で求められているか、つまり各業務をするのに必要な知識分野を明らかにすると同時に、現状においてそれらがどこで学ばれているかを明らかにした。さらに、その提供の中心であるだろう教育機関での当該知識の提供状況を明らかにしようとした。
これらを通して、現在、具体的にどんな知識分野が社会として課題なのか、つまり不足しているのか、そして教育を充実すべきなのか、などについて明確化しようと試みた。
その上でさらに、産業人材の裾野拡大にも注目した。社会で不足する分野の知識習得に関心のある人々を増やしていくためには、何が必要なのか、あるいは、関心を持つことに阻害要因があるとしたら、それは何なのか等についてもあわせて調査した。つまり、初中等教育段階で、そのような不足分野も含め、特定の分野を進路選択していける素地が作られているのかについて注目した。そして、産業人材育成の観点から、初中等教育段階での問題点を浮き彫りにした。
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※本調査は、経済産業省の進めるキャリア教育や理工系人材育成円卓会議等の一環で、学校法人河合塾が運営する「みんなの教育」サイト、「みらいぶプラス」サイトとの連携で、学校法人河合塾が、株式会社シーズの協力を得て、実施したものです。